表面抗原(ひょうめんこうげん)

一般には細胞の表面に発現している分子を指しますが、膜を持ったウイルスの場合は二重の脂質からなる膜の表面にある蛋白質などのウイルス特異抗原を指します。HIVの場合、env遺伝子にコードされた糖蛋白質がこれにあたります。ウイルスの表面にあるため、抗体による中和反応のターゲットとなりますが、HIVではenv遺伝子は特に変異しやすいため、容易に抗体からの攻撃から逃れる変異株が出現してしまいます。